【精神科OTあるある】作業療法の現場でよくある事10選

作業療法

こんにちは、作業療法士のゆぴみんです。

今回は、精神科の作業療法(OT)現場で日常的に見られる「あるあるネタ」をご紹介します!

現場にいる方なら「わかる〜!」と頷いてしまうはず。
これから精神科で働く方にも、OTの温かくて奥深い世界を感じてもらえたら嬉しいです。


1. 「とりあえずラジオ体操」から始まる

OTの始まりは、なぜかいつもラジオ体操。毎日のルーティンになっています。リズム運動でセロトニンを放出。

2. 「今日は何するの?」と毎回聞かれる

壁にしっかりスケジュールを貼っても、参加時には毎回質問されがち。
でも、それが日々のリズムになっていたりします。

3. なぜか塗り絵が異常に人気

大人も子どもも関係なく、集中力とリラックスが得られる不思議な力を持つ塗り絵。
「塗り終えたときの達成感が好き」と言われると、なんだか嬉しくなります。集中する事で余分な事を考えなくて済んだり、外界の刺激をシャットアウトしたりする効果があります。

4. トランプ、卓球の達人がいる

ババ抜きや七並べで、なぜか毎回勝つメンバー。卓球も異様に強い方がいます。
スタッフが真剣にやっても勝てないという現実…。

5. 「今日は気分が乗らない」が日常会話

「休んでもいい」が選べる作業療法。それが自然と言える雰囲気が大事。
その日の体調や気分に合わせて自由に参加できる雰囲気が、回復につながることもあります。断る能力をもつのもリハビリの一つ。

6. 空気読みスキルが勝手にレベルアップする

場の空気感、メンバーの表情、発言の裏にある気持ちを読む力がついていくのが精神科OTの不思議。

7. ふとしたつぶやきが深い

「人生って難しいよね」
「ここにいるとホッとする」
そんな一言に、心がじんわり温まる瞬間があります。

8. スタッフが一番盛り上がるレク

レクリエーションは気づけばスタッフが全力で本気モード。
「盛り上げ役」もOTの大切なお仕事!

9. メンバー同士の相性で空気が変わる

「今日は○○さんと一緒だから安心」
そんな人間関係も、作業療法の大切な土台。

10. 「またやりたい」が最高のご褒美

作業の最後に「また来週もこれやっていい?」と言われたとき、
OTとしてのやりがいを感じる瞬間です。


おわりに

精神科作業療法の現場には、日常の中にたくさんの「気づき」と「癒し」があります。
患者さんの何気ない行動や言葉に、日々学ばせていただいています。

皆さんの人生が輝きで溢れますように。


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