こんにちは!ゆぴみんです!
我が家には長女8歳、次女6歳、長男0歳の3人の子供達がいます。
長女と次女は完全母乳、長男は母乳ミルク混合で育てました。
それぞれメリット、デメリット、感じたことを解説します!
1人目長女:最初混合、1ヶ月頃から完全母乳
妊娠前、初めての妊娠出産で、果たして自分のこの小さな胸から本当に母乳が出るのか、心配でなりませんでした。
出産直後の入院中より、母乳がよく出ると言われるハーブティーを飲みました。これは本当に効果が感じられました。
長女は産まれてすぐ黄疸の数値が高く、感染症にもなり、光線療法を受けるためNICUへ入ってしまい、毎日搾乳して母乳を届けました。殆ど吸われる事もなかったのに、搾乳機で母乳が出るようになりました。
5日入院し、無事母子共に退院出来ましたが、入院中に授乳の練習は殆ど出来ず、試行錯誤の授乳が始まりました。
とにかく吸ってもらう事で母乳の量が増えるとの情報を得て、赤ちゃんが泣く度に何度も何度も吸ってもらい頻回授乳をし、1ヶ月が経つ頃には母乳の出も良くなり完全母乳へと移行していきました。
(三人目の長男の時は、ハーブティーを飲まなくても出るだろうと考え飲まずにいたら、母乳量が少なくてミルクを足すこととなりました。もちろん頻回授乳は3人とも行いました。そのため、ハーブティーの効果はあると感じています。)
軌道に乗るまでは、おっぱいが詰まって乳腺炎になることもあり、母乳外来にも行きマッサージを受けました。藁をもすがる思いでハーブティーも飲み、これも効果的だったと思います。
おっぱい大好きっ子になったので断乳は可哀想でしたが、次女が産まれると同時に「赤ちゃんのご飯だからね」と説明し、2歳で断乳しました。
2人目次女:完全母乳
出産直前まで長女への授乳をしていた事もあり、出産直後から乳管は開通して母乳は出ていたので、最初から完全母乳でいけました。(※妊娠中の授乳も賛否両論あります。お腹の張りが強い方は避けた方が良いと思います。)
長女の頃と同様に、ハーブティーは飲みました。最初はハーブティー、その後は母乳に良いといわれるタンポポ茶、ゴボウ茶も飲むようにしていました。
次女もおっぱい星人になり、夜だけですが3歳頃まであげていました。
授乳期間については賛否両論ありますが、私は精神安定剤だと思って、本人から卒乳するまであげ続けようと思っていたのですが…
最終的には、精神的にも肉体的にも吸われるのがだんだんと苦痛になってきてしまい、説得して断乳となりました。
完全母乳のメリット
外出時に荷物が少ない
自分さえ居れば赤ちゃんの食事はOK!赤ちゃんとの外出は本当に荷物が多くなるので、なるべく少なくしたかったです。
お金がかからない
ミルク代を節約することが出来ました。ミルク代は年間約10万円程度かかると言われています。しっかりとした食費ですね。
夜中に赤ちゃんが泣いて起きたら、すぐに母乳をあげて泣き止ませられる
夜中に泣くと、明日仕事の夫を起こしてしまう、近所迷惑にならないかなど、余計な心配をしていました。(今思えば、夫を起こすくらいの勢いでも良かったと思うのですが…)
神経質になっていたのもありますが、泣き声を聞くのも辛い時があったので、すぐに泣き止んでくれるのは私自身の精神的な安定につながりました。
夜中に起きてミルクを作らなくて良い
赤ちゃんは何度も夜中に起きるので、その度にミルク作りの為に起き上がり、作っている間も泣かせたままというのが辛かったです。完全母乳にしてからは、添い乳もマスターして楽になりました。
スキンシップが多くとれる
一日中パイ丸出しで吸われてる時もあった気がするな〜。ずっと抱っこでスキンシップは沢山取れました。ずっと抱っこをしていたおかげか?頭の形はとっても良いです^ ^
痩せる
母乳で栄養が取られるためか、妊娠中に増えた体重はグングンと減っていきました。妊娠する前よりも減りました。
赤ちゃんの免疫力を高める
母乳には免疫が含まれると言われています。確かに身体は強い方だったと思います。さすがに保育園に行き出したら熱は出ましたが、0歳の時は病気はしていませんでした。
母乳は消化吸収が良くアレルギーの発症を防ぐという情報もありますが、これには疑問を持っています。なぜなら、完全母乳だった次女が卵アレルギーと牛乳アレルギーを発症したからです。最近はアレルギー発症の原因について経皮感作説(皮膚からアレルゲンが入ることによって免疫反応が誘導される)が主流になってきているようです。
幸せホルモン
オキシトシンが出ると言いますよね。しかし1人目は全く幸福感はなく、ただただ必死でした。ドリンクバーになった気分でした。なんだこれ、想像と違うし幸福感って?という感じでした。
育児に慣れてきた2人目は、幸せそうに飲む顔を見ると多少幸福感が感じられたのを覚えています。
3人目の今は授乳の度に「はぁ〜可愛い。幸せ〜。」と言葉が漏れ、幸福感バンバン出て、一緒に眠くなり、これがオキシトシンかぁ〜とやっと実感出来ました。
睡眠が取れず余裕がないと幸福感は感じられないと思いました。
完全母乳のデメリット
飲んだ量が分からない
ちゃんと必要量が飲めているのか不安になります。飲みたいだけ飲ませて、赤ちゃんの体重を測って増えていれば良しとしていました。
また、子育て支援センターなどで随時体重を測らせてもらい、相談しながら進めていきました。
噛まれると痛い
歯が生えてくると噛むんです。そして、母の顔を見て反応を確認し、ニヤリ。わざとだなと確信した時には、イライラしてしまいましたが、真剣にやめてねと伝えたら噛まなくなりました。
乳腺炎が地獄
40度の熱が出て、胸が岩のようになって辛いのに、赤ちゃんのお世話は待ってはくれないので辛かったです。
母乳外来へ行き、マッサージをしてもらい多少改善しました。
乳首が切れる
1人目の時は飲ませ方も慣れていないし、乳首がまだ授乳用に完成していないので、伸びも悪く切れてしまいました。
搾乳したり、吸わせる方向を変えたり、ランシノーを塗ったりと、試行錯誤しました。
2人目以降は切れることなく、乳首トラブルはありませんでした。
乳首が垂れる
乳じゃないですよ?乳首がですよ?私、驚きました!衝撃的でした。
断乳してしばらくすると、母乳が作られなくなってしぼみますよね。念願の巨乳から現実に戻る…
四六時中飲まれて引き伸ばされ、柔らかくなった乳首はしょぼんと垂れるんです。
手術して治す方法もあるみたいだけれど、これ、自然には治らないのかな?
母乳育児を頑張った勲章だと思い込むか…?!
母親のストレスや体調不良に影響を受ける
母親がストレスを感じたり、体調が悪い場合、母乳の量が減ったり味が変わったりして、飲みたがらない時もありました。長女は途中から哺乳瓶拒否していたため、母親の体調に関係なく、熱が出ても授乳を続けなければならない時は辛かったです。
赤ちゃんに適した栄養が不足する場合がある
母乳には、赤ちゃんに必要な栄養素がバランスよく含まれていると言われていますが、健康的な食事を心がける必要があります。特に、6ヶ月を過ぎると、赤ちゃんが蓄えていた鉄分が不足するそうです。ビタミンDも不足しがちな栄養素のようで、離乳食に気を配ったりサプリメントを摂取させたりしました。
母乳育児が軌道に乗るまでに時間と労力が必要
母乳を作り出すためには、食事や睡眠、ストレスなどが影響します。また、授乳の頻度や時間も子供に合わせるので、授乳間隔も短く泣くたびに授乳をし、一日中授乳してるんじゃないかってくらい頻回授乳でした。
夜間に何度も起きる
おっぱいが精神安定剤になっていたためか、夜中に起きた時におっぱいを探すようになりました。
添い乳をしていたため、おしゃぶり代わりになってしまい、何度も起こされ辛かったです。
断乳するのが大変
我が家は完全母乳の2人は、おっぱい星人に仕上がったので、断乳がなかなか出来ず長い間吸い続けました。今となっては、沢山スキンシップが取れて良かったのかなと思いますが、当時は「これはいつまで続くんだ…」と悩んだ事もあります。
長い間お酒が飲めない
これは地味に辛かったです。職場での付き合いもありましたし、どうしても飲みたくなった時は、お酒を飲んでから授乳までの間を4時間以上は空け、お水を沢山飲み、溜まった母乳は搾乳して捨てていました。そこまでして飲みたかったのかって?えぇ、ストレスが半端なかった時はそれで発散出来ました。
3人目長男:母乳ミルク混合
ミルクを足した理由は、母乳の量が少なく体重の増えが少なかった事、上の娘たちに赤ちゃんのお世話の経験をさせてあげたかった事、夜にぐっすりと眠って欲しかったからです。
しかし、母乳育児も続けたかったので、母乳の量が減らない程度に昼間と夜間は母乳、夜寝る前と朝はミルクにしました。(夜間に授乳した方が乳汁分泌が促されるそうです。)
3人目ということもあり、母乳出るだろうと思っていたのですが、頻回授乳をしても姉たちに比べて母乳の出が悪かったようで、1週間後の体重測定で体重の増えが悪く、産婦人科の先生に指摘されました。
姉たちとの違いは、母乳サポートハーブティーを飲まなかった事かなと思います。
母乳ミルク混合育児の方法や割合は、赤ちゃんの個人差に合わせて決めます。赤ちゃんの健康状態や体重、成長曲線などを参考にして、医師や助産師と相談しながら適切な割合で与えるようにする事が大切です。
母乳ミルク混合育児のメリット
赤ちゃんにとって必要な栄養をバランスよく摂取できる
母乳には、赤ちゃんに必要な栄養素が含まれていますが、最近の人工ミルクにも必要な栄養素がバランスよく含まれており、6ヶ月から不足すると言われている鉄分も多く含まれています。
そのため、赤ちゃんが必要な栄養素をバランスよく摂取できているという安心感があります。
母親のストレスを軽減できる
完全母乳育児だと母親しか授乳出来ませんが、ミルクを使えば母親以外もお世話ができます。その間に母親は休めますし、やり残した家事も出来ますし、預けて出掛けることも出来ます。父親や姉たちが「可愛い〜」と言いながらミルクをあげている様子を見て、ほんわか幸せな気分にもなりました。
母親の体調が悪い時に休める
完全母乳育児だと、体調不良の時でも関係なく授乳が必須でしたが、混合育児ならミルクに変える事も可能です。ただ、母乳をあげないことでおっぱいがパンパンに張り、搾乳する必要があります。
夜にぐっすり眠る??!
これは個人差が大きいような気がしています。寝る前にミルクにしても、半年頃まで夜は結局何回も起きました。半年を過ぎた頃から、寝かしつけを父親にお願いしたためか、朝までぐっすりと眠ってくれるようになりました。
断乳がスムーズ
添い乳をしなかったためか、母乳量が減った為か、11ヶ月で既にほぼ卒乳状態です。1日に1〜2回、おしゃぶり感覚で飲む程度のため、すぐにでも卒乳出来そうです。
母乳ミルク混合育児のデメリット
母乳の量が減ってしまうことがある
母乳は吸われないと作られないので、混合育児をすると、母乳の分泌量が減ってしまうことがあります。母乳の分泌量が減ると、母乳育児が継続できなくなる事があります。1人目、2人目の時は、一歳過ぎてもパンパンに張っていましたが、3人目の現在は既に母乳量がだいぶ減ってしまい、10ヶ月検診では体重の増えが少ない事を指摘され、ミルクを増やしました。
赤ちゃんが人工ミルクの味に慣れてしまう
人工ミルクには、母乳には含まれない味があります。赤ちゃんが人工ミルクの味に慣れてしまうと、母乳を拒否する場合があるようです。それが原因かはわかりませんが、生後1〜2ヶ月の頃に母乳を拒否する事がありました。
コストがかかる
人工ミルクは、母乳に比べてコストがかかります。私は、せっかく母乳が出るなら多少は節約したいと考え、朝と夜寝る前だけミルクを足すことにしました。
まとめ
出産をして実際に授乳をし、「聞いてないよ〜!知らなかったよ〜!」ということが多々ありました。
母乳ミルク混合育児は、母乳育児と人工ミルク育児の良いところを取り入れた方法であり、赤ちゃんや母親の状況によって選択されることが多い方法なのではないかと思います。
3人目にして混合育児を経験し、ミルクの楽さを知ると、そこまで完全母乳にこだわりすぎなくても良かったかなと感じています。
ただ、完全母乳でやり切った達成感はあります。
母親の自己満足かもしれませんが、沢山のスキンシップが取れた事、あんなに求められる事は今後減っていく事を考えると、母乳育児をして良かったとは思います。
母乳育児をしたい人は、母乳サポートハーブティーをオススメします!
因みに、出産前は安産のハーブティーと言われているラズベリーリーフティーも飲んでいました!
これは飲みやすく、美味しいです。出産間近な方には是非オススメしています。友人にはプレゼントすると喜ばれます!
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