赤ちゃんの歯並びが気になる方必見!赤ちゃん歯科での体験談

赤ちゃんの歯並びが気になるという親御さんは多くいらっしゃると思います。

実際、乳幼児期の歯の健康管理はとても重要で、適切なケアが必要です。

本記事では、赤ちゃん歯科での体験談について紹介します。

【赤ちゃん歯科での体験談】

赤ちゃん歯科は、歯科医院で乳幼児期から小学生までの子供たちの歯の健康を診てくれます。

我が家は、長男が歯が生える前の5ヶ月頃から赤ちゃん歯科を受診することにしました。

きっかけは、8歳と6歳の姉妹が通っていた歯科で赤ちゃん歯科を始めたという案内を受け、歯が生えていない0歳からのケアが大切だと知ったからでした。

月に一度、歯科衛生士さん、保育士さん、栄養士さんから話を聞き、アドバイスを受けられます。

受診するたびに、不安や心配な事は都度質問して答えてくれました。

赤ちゃん歯科での受診を通じて、赤ちゃんの口の健康状態を把握し、口腔ケアについて学ぶことができました。

赤ちゃん歯科1回目(生後5ヶ月)

最初の受診では、まず口の中の写真を撮りました。長男は、何をされているか分からないのか、泣きもせず口をポカンと開けていて笑っちゃいました。

まだ歯は生えていません。

その後、歯科医師から以下の説明がありました。

歯並びは、生後0歳からケアが出来る!

歯並びの改善には、早いうちからのケアが重要です。生後0歳から、歯磨きの習慣をつけることや、なるべく長い時間おしゃぶりを使わないことが良いそうです。

抱っこ紐は顎の形成に影響する可能性がある

抱っこの仕方にも注意が必要で、まんまる抱っこが歯並びに良いと言われているそうです。

エルゴなどの抱っこ紐は、体が丸くならず、顎が上がりポカン口になりやすいとの事です。

最近の子供の歯並びに特徴がある

子供の歯並びは、すきっ歯が標準だとされていますが、最近の子供達は、隙間がなかったり、噛み合わせた時に下の歯が前歯に隠れてしまったりする子が多いそうです。

予防するには、前歯で食べ物をかじることが大切みたいです。

歯並びは遺伝よりも生活習慣が大きく関わる

歯並びは、遺伝よりも生活習慣が大きく関わっており、良い姿勢を保ち、バランスの良い食事を心掛けることで、歯並びを改善することができます。

歯並びは全身の筋肉や骨格にも関係する

歯並びは、口周りの筋肉や骨格だけでなく、全身の筋肉や骨格にも関係しており、姿勢の改善や運動によって、歯並びを改善することができます。

ハイハイが歯並びに良い

ハイハイを沢山させると、腕や足の筋肉だけでなく口の中の筋肉も鍛えられ、舌の力や咀嚼力も増強され、歯並びを整えることが出来るそうです。

感想

まず、0歳の歯がない状態で歯医者に通うという事に驚きでした!

私自身、歯並びに長年悩まされてきて、成人してから歯科矯正を受けました。

子供たちにも同じような歯並びの悩みが遺伝してしまうのではないかという恐怖と、矯正には高額な費用がかかることも覚悟していましたが、歯並びは遺伝だけでは決まらないと聞いて希望の光が見えました。

すでに我が子はお口がポカンと開いていることが多く、どこまで改善するのか…

お口ポカンの状態

赤ちゃん歯科2回目(生後6ヶ月)

歯科衛生士さん、保育士さん、管理栄養士さんが相談に乗ってくれました。

赤ちゃんのお口がポカンと開いている状態がいけない理由

1.歯並びが悪くなる

2.口の中が乾燥し、むし歯や歯周病になりやすくなる

3.口呼吸になってしまうと、風邪を引きやすくなる

正しい舌先の位置

○上顎の前歯裏側あたりについている

×下アゴの前歯裏側についている

離乳食について

姿勢

足裏が床や椅子の補助板についている、背もたれにもたれない、前傾で安定した姿勢で食べる事が大切です。

赤ちゃん主導のBLWという方法がオススメ

塩分、糖分に気を付け、窒息リスクの高いものを避ければ基本的にどのような食べ物も提供してよいそうです。

赤ちゃんが自分で食べる順番や量、ペースを決めて食べることができ、赤ちゃんの意志を尊重します。家族で食事の時間を過ごすこともでき、赤ちゃんが味や食感、色、においを楽しめます。さらに、手先を動かす動きや、お口の発育を育むことができ、赤ちゃんの自尊心と自信を育むこともできます。

感想

BLWは離乳食をつくる負担が減り、食事の時間の親子の奮闘がおこりにくくなることもメリットの一つで、とても魅力的に感じました。

早速BLWについて調べ、挑戦しました!

この頃から下の歯が2本生えてきました。

下の歯が2本生えてます。

赤ちゃん歯科3回目(生後7ヶ月)

実際に離乳食を持参して、従来型の大人がスプーンで食べさせる離乳食と、BLWで手づかみ食べの様子を見てもらいました。

従来型の離乳食では、上顎に食べ物を擦り付けるのではなく、スプーンを上唇に置いて赤ちゃんに食べ物を取らせるようにします。この方法は、上唇と下唇を使って食べ物を取り込むことで、口周りの筋肉を発達させる効果があります。

BLWでは、野菜をスティック状にして与えることで、赤ちゃんはかじる力を身につけることができます。また、小判型にすることで、かじり取る力がより強化されるそうです。上唇と下唇を使ってかじることで、口周りの筋肉が発達します。

おかかおにぎりは、手に付かず食べやすいと紹介して頂きました。また、おかかの風味が良く、栄養価も高いため、赤ちゃんに与えるのに最適な食品だそうです。

さらに、出汁で使った昆布を結んで、おやつに与えると、赤ちゃんが好む味であり、口の発育にも良い影響を与えるとの事です。

この頃、二回食になっていて、朝は従来の離乳食、夜はBLWにしていました。

BLWの様子

赤ちゃん歯科4回目(生後8ヶ月)

良質な油

離乳食後期より、オリーブオイル、こめ油、なたね油、ごま油、魚などのオメガ3・6・9系オイルも少量摂取した方が良いらしいです。

肉や魚の調理法

肉や魚を水から茹で、沸騰する前に火を止めて暫く置いておく70度調理をすると、柔らかくなって食べやすく、食材がパサパサにもなりにくい。

母乳の場合ビタミンD不足になりやすい

日に当たる事が必要で、冬は30分程度。

冬はサプリを使用するのも良い方法だそうです!

鉄分不足になりやすい

生後6ヶ月以降は、赤ちゃんの身体に蓄えられていた鉄分が不足してくることは周知の事と思います。

粉ミルクの使用、ヘム鉄を含む食材を離乳食に加える事が必要になってきます。具体的な食材は、レバー、カツオ、マグロ、あさり水煮など。

コップ飲み

ストロー飲みより先にコップ飲みをマスターさせた方が良いそうです。

正しい舌の位置でコップ飲みをする事により、お口周りの筋肉を鍛え、口呼吸の予防になります。

ハイハイを沢山すると良い

たっぷりハイハイした子は、口をしっかり閉じ鼻呼吸しやすくなります。

抱っこの仕方

まんまる抱っこが○!

抱っこ紐はオススメしないそうです。

お口ポカンの原因は、鼻詰まりや口まわりの筋力が低下していることもありますが、大きな原因は「首の後ろの緊張にある」そうです。

抱っこのしかたやおっぱいの飲ませ方などが原因で、首が反る状態が長時間続く赤ちゃんは、首の後ろや肩まわりの筋肉が収縮してしまいます。

抱っこひもなどを使う場合は、“赤ちゃんの背中が少し丸くなる”、“首が後ろに反らない”、“足がM字になる”という機能を兼ね備えた抱っこひもがおすすめです。

赤ちゃん歯科5回目(9ヶ月)

歯磨き粉ブリアン

8歳、6歳の娘たちはブリアンという粉の歯磨き粉を使用していました。その効果について質問してみました。

答えは、どの歯磨き粉を使っても、1番重要なのは砂糖の量と頻度だそうです。お口の中をなるべく酸性になる時間を減らすことが大切との事でした。

ブリアンは、味も美味しいようで上の娘たちは喜んで歯磨きをしてくれていました。ただ、若干コストがかかるため、3歳まで続けてやめてしまいました。

歯磨き粉MIペースト

息子の月齢(9ヶ月)だと、まだ歯磨き粉は不要らしいですが、我が家の息子はほんの少し味があった方が嫌がらずに歯磨きをさせてくれるので、乳幼児でも使えるMIペーストを使うことにしました。

ただし、牛乳の成分が入っているようなので牛乳アレルギーの子は使えません。

離乳食に冷凍野菜をうまく使おう

赤ちゃんが成長するにつれて、離乳食のバリエーションを増やすことが必要になってきます。最近の冷凍野菜は、新鮮な野菜とほぼ同等の栄養価を持ち、加熱調理の手間も省け、使い勝手が良く、常備しておけばいつでも使えるため、とても便利な食材です。

冷凍野菜には、保存料や添加物が含まれていないものが多く、赤ちゃんに与える際にも安心して使えると教えて頂きました。

コップ飲みチェック

息子はコップで飲むと咳き込んだり、口からドバーっと出してしまったりと、うまく飲めない事が多くて悩んでいました。

実際に見てもらい、小さな器や小さな紙コップで、少量の水分で練習すると良いと教えてもらいました。

また、空のコップで遊ぶ事も練習になるそうです。スプーンで遊ぶのも同様に食事の練習となって良いそうです。

赤ちゃん歯科6回目(10ヶ月)

歯並びについて

上下の歯3本ずつ生えて来ました。

写真を撮って貰いました。

上の3本目の歯が内側に入ってきています。

ガーン…(死語か)まじか…ぴえん…??

不安になっていたら、口周りだけでなく、体全体の筋力や骨格も関わってくるため、まだ変わる可能性はありますと再度言ってもらい、少し不安は和らぎました。

歯ブラシの硬さ

使用していた歯ブラシは、今の息子の歯からしたら柔らかすぎたようです。

歯ブラシの硬さは柔らかすぎず普通の硬さが良いようで、染色して磨き残しを新しい歯ブラシで綺麗に磨いて頂きました!

おやつ(りんごの手づかみ食べ)

今まで薄切りにしてリンゴを与えていましたが、途中で折れてしまったり、リンゴの破片を丸呑みしてしまったりしていました。

切り方がポイントで、横に1センチ程度の輪切りにすると、掴みやすく、齧りやすくて良いそうです。

りんご

おやつ(ビスコッティ)

これは息子が喜んで食べました!旨味成分が含まれている為か、ずっとカミカミして歯にとても良さそうです。

まとめ

残念ながら、4月から私が仕事に復帰をするため、赤ちゃん歯科を卒業する事になりました。

お陰様で、お口がポカンと開いている頻度もだいぶ減少しました。

次回からは、3ヶ月毎の定期検診となります。

いつも温かく相談に乗って頂いていたので、心身ともに救われ、とても寂しい気持ちでいっぱいです。

赤ちゃん歯科では、口の健康状態を定期的にチェックし、必要に応じて治療や予防処置を行ってくれます。

また、歯の生え方や歯磨きの方法についても適切にアドバイスをしてくれます。

赤ちゃん歯科は、子供たちが健やかに成長するために必要なサポートをしてくれる場所です。子供たちの口の健康について気になることがある場合は、ぜひ赤ちゃん歯科に相談してみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました